はじめに
Nextcloudは、ownCloudから派生したオンラインストレージパッケージです。今回は、基本機能であるファイル共有機能の中でも、ユーザ・グループ間のファイル共有について紹介したいと思います。
プラグイン
こちらですね。デフォルトでは有効になっているプラグインですが、これを無効にしてしまうと、単純に個人のファイル置き場になってしまいます。
管理者設定画面
プラグインが有効になっていると、管理者画面に全体の共有設定が表示されます。ここで、ユーザが共有設定できる範囲などを決めます。赤枠で囲っているのが、ユーザ・グループ間の共有設定に関係する箇所です。ちなみに、一番上にある「アプリからの共有APIの利用を許可する」のチェックを外してしまうと、共有自体ができなくなります。
次に、権限などを設定します。編集可能のチェックを外すと、読み取り(ダウンロード)専用となります。チェックが入った状態で、「・・・」をクリックすると、以下の権限が設定できます。
・再共有可能 共有されたユーザが、更に違うユーザに共有設定できます。
・作成可能 アップロード権限
・変更可能 上書き権限
・削除可能 削除権限
・有効期限を設定 いつまで共有するかを設定
・共有解除 共有を解除
共有されたユーザは、ホームに共有されたフォルダやファイルが表示されます。
まとめ
ファイル共有は、NextcloudやownCloudの基本機能ですが、ユーザ・グループ間の共有の場合は、長期的な共有で利用されるケースが多いです。社内やプロジェクト等でアカウントを発行するのが多いので、必然的にそうなりますよね。