Nextcloud 26 では、外部ストレージ(files_external)アプリの AWS S3 接続時の設定として、ストレージクラスの項目が追加されました。
外部ストレージの設定時に、AWS S3のストレージクラスを選択することで、選択したクラスのS3ストレージを利用できるようになりました。
そのため、必要なパフォーマンスや耐久性に合わせてストレージクラスを選択することができ、ファイル保管コストを最適化することが可能です。
S3ストレージクラスについてはこちらをご参考ください。
https://aws.amazon.com/jp/s3/storage-classes/
外部ストレージ設定にて、ストレージクラスを入力しない場合(デフォルト)は、「STANDARD」が適用されます。これは、Nextcloud 25以前と同じ挙動です。
S3 Storage Class に「STANDARD(もしくは未設定)」を設定した外部ストレージフォルダへファイルを保存した場合、S3側の実ファイルもスタンダードで保存されていることが分かります。
もう1つ例として、ストレージクラスに「DEEP_ARCHIVE」を設定した場合には、S3 Glacier Deep Archive に保存されます。
以上、Nextcloud 26 での新機能をお届けしました。