本日、Nextcloud の最新バージョンとして、15.0.5、14.0.7、13.0.12がリリースされました。
変更としては小さいですが、バージョンアップでは信頼性、セキュリティー、安定性の向上を目指しています。
15.0.5 では40個程度、14.0.7では20個程度の修正になります。13.0.11 は4個で前回よりさらに少なくなっております。
13系の公式サポートはそろそろ終了になります。バージョン14へのアップグレードを強くお勧めします。
【全てのバージョンでの修正】
- ブルートフォース保護の遅延が30秒以下に減少することにより、タイムアウト問題が起こるリスクが軽減されます。
- LDAP属性の大文字小文字区別の問題が修正されました。
- SMBライブラリラッパーが更新されました。
【Nextcloud 14.0.7 と 15.0.4に対する修正】
- 外部ストレージを共有で利用しているときにファイル/フォルダの所有者を正しく判別できるようになりました。
- 最新ファイル一覧が修正されました。
- Javascriptの依存関係が更新されました。
【Nextcloud 15.0.4のみに対する修正】
- ゴミ箱内のファイルの元の場所(パス)を表示できます。
- 共有リンクの有効期限の変更機能が修正されました。
- Amazon S3プライマリストレージへの空ファイルのアップロードができるように修正されました。
- PHP 7.3の非互換性の問題が修正されました。
- 多数のUIの修正を行いました。