2019年9月26日に Nextcloud の最新バージョンとして、16.0.5、15.0.12 がリリースされました。
半分以上が出荷されたライブラリの更新であり、非常にマイナーなものとなっております。その他、さまざまな小さな問題が修正されております。
Nextcloud のマイナーリリースは、ユーザデータを危険にさらす主要なシステムの書き換えではなく、セキュリティと機能のバグフィックスとなっております。また、コード・ベースのテストと、実際のシステムをアップグレードするテストの両方を行います。これにより、マイナーリリースへのアップグレードが簡単で信頼性の高いものになります。このアップデートでは、機能の問題だけでなくセキュリティの問題も修正されるため、アップグレードが強く勧められます。
【重要!】
Nextcloud 14系以前のバージョンはサポート終了となっており、今後はアップデートが提供されません。16系もしくは15系へのアップグレードの検討/適用を強くお勧めします。
主な改善点
- 監査ログにメール共有が含まれるようになりました。
- 隠し SMB 共有 ($で終わるもの) を設定できるようになりました。
- 色のコントラストの修正。
- 新しいテキストアプリとの混乱を避けるため、現在のテキストエディタを
Plain Text Editor
に名称変更。